2010年12月18日、港区 新橋亭において、当会のOB会合である、如水鉄路クラブ総会(通称 総会)が開催されました。また、毎回恒例となっている0次会は、江東区にある「船の科学館」にて行われました。
ここでは、当日の様子を紹介します。
▲今回、0次会の会場に選ばれたのは、お台場にある「船の科学館」。
▲年末でお忙しいであろうにもかかわらず、0次会から多くのOBの方々が参加してくださいました。
▲鉄道研究会なのに何故「船の科学館」なのかと言えば、ここにはかつて国鉄の青函連絡航路に就航していた「羊蹄丸」が保存されているため。そのため、今回は本館や南極観測船「宗谷」を尻目に、「羊蹄丸」から見学をスタートしました。
▲「羊蹄丸」は、外観こそ往時の姿をほぼそのまま留めておりますが、内部は海をテーマとした展示である「シー&シップワールド」や、昭和30年代の青森駅の様子を再現した「青函ワールド」に改造されています。
▲今回特筆すべきは、かつて「羊蹄丸」を含む青函連絡船の船長として活躍していたという職員の方より、展示の案内をしていただいた事でしょう。「札幌オリンピックの聖火輸送に携わった」「甲板から海上に転落した乗船客を救助した」など、現役時代の様々なエピソードを語っていただき、興味深かったたのはもちろんの事、可変ピッチプロペラのメカニズムなど、船の専門用語もわかりやすく解説していただき、大変役に立ちました。
▲正に時間を忘れるような楽しいひと時でしたが、気付けば夕暮れも近づき、0次会はお開きの時間です。ちなみに、この日の天気は快晴で、かつ空気も澄んでおり、ゆりかもめ船の科学館駅のホームからは、遠くに富士山が見渡せました。
▲続いて、会場は新橋駅北口にある中華料理店「新橋亭」に移り、いよいよ総会が開始となります。
▲この「1次会」には、30名近くのOBの方々よりご出席を賜りました。年末にもかかわらず、これだけ多くの方が駆けつけてくださるというのは、部員が卒業してからも強い絆で結ばれていることの証左であり、一現役部員としても、大変誇りに思います。
▲2時間と言う短い間ではありましたが、新たな会友様の紹介、新会長の選出などの重要行事のほか、恒例のビンゴ大会(写真)も行われ、大変な盛会となりました。
Last modified:2011/01/29