鉄研の年間行事の中でも最大規模のイベントである一橋祭。ここでは、その準備作業の様子を紹介します。
▲11月3日、研究誌全ページの印刷が終了し、製本作業に入りました。製本は、印刷した各ページを順番どおりに並べたのち、ホッチキスでとめて1冊の本の形にするという仕上げの作業、ここを超えればいよいよ研究誌が完成となりますが、今年は、ページ数が例年にも増して膨大になった上、ユニッターという、ページを自動で並べる機械が使用できなかった事もあり、思いのほか時間をとられてしまう事となりました。
▲作業を開始したのは、午前11時の事でしたが、何せ、今年の研究誌は全130ページ超という大作です。日が落ちる頃になってもなかなか終わりが見えて来ません。 徐々に部員の間にも疲労の様子が見えてきます。
▲幾つかのパーツに分割して製本して来たものを合体させ、ホッチキスで留めると、1冊の研究誌が完成。ここまで来れば終了の時はもうすぐです。
▲続々と完成する冊子。
▲そして遂に、最後の1冊が完成。長い作業がようやく終わりを迎えました。
▲部室に立ち上がった研究誌タワー。全部あわせると250冊ほどになります。
▲結局、全作業が完了する頃には、すでに日付が変わっておりました。部員たちも、この突貫作業には流石に疲れを隠し切れない様子でしたが、何はともあれようやく研究誌の完成です。このように、冊子として出来上がった姿を見ると、これまでの苦労も報われるというものです。というわけで、その場にいた一同で乾杯。
▲尚、今回研究誌の表紙は3パターンを用意しました。その内2つは、一橋鉄研としては前代未聞のカラー印刷です。又、一番右側のものは、ある部員が作成した「お遊び」バージョンで、ボツにされる予定だったのですが、twitter等で紹介したところ、一部のフォロワから反応があったため、少数ながら採用することとなりました。
また、3種類の共通する点として、バックに硬券をずらっと並べた画像が使用されている事があります。これは、以前部室内で発見された、国鉄の硬券入場券を使っています。硬券は、鉄道趣味における代表的な蒐集物の一つですので、「『鉄道趣味』を旅する。」という今年のテーマにはぴったりかもしれません。
▲研究誌が完成してもまだまだする事は沢山あります。翌4日の放課後には、会場となる35教室で設営作業を行いました。今年は学校の決定で一橋祭の日程が大きく変更となり、以前のように準備に1日を費やす事が出来なくなったため、こちらも大忙しでした。
設営も準備も一通り終了すると、いよいよ一橋祭当日を迎える事となります。この様子は次の記事で紹介します。
Last modified:2010/11/8